卒業生リレーエッセイ

子どもと仕事とワンダーフォーゲル -人間1期生 宮越岳史さん-【卒業生リレーエッセイ(B-9)】

皆様、はじめまして。
リレーエッセイを執筆させていただくことを大変光栄に思います。
人間科学科第1期生の宮越岳史です。遅くなってしまい大変申し訳ありません。

私の大学卒業後の経歴をざっくり申し上げると、卒業後、約2年間飲食店でフリーターとして働き、その後名古屋市内の児童養護施設で10年以上従事してきました。昭和区→南区→昭和区、です。そしてバトンを託してきた伴あきさんの質問にあるように、この春から新しい職場、保育園(名東区)で働いています。卒業してもう15年かぁ…。

勤労半生を振り返ると、大学の頃のサークル活動・ボランティアから始まった“子どもの育ち”に関わってきた15年でした。これかれも、こういうと語弊があるかもしれませんが、弱い立場に置かれた人のお手伝いを、私の生涯のライフワークにしていけたらと思っています。今思えば、そういう精神を持つことができたのは、名古屋市立大学での学生生活にあったのでないかと感じています。ちなみに、私だって誰かに助けてもらい続けてきた36年間ですし、これからもきっとそうでしょう。本当にありがとうございます。

そして、第1期生として不惑の年頃が近づいてきています。皆さんと同じように、私も今日まで波風たくさん立ててきました。これからの人生も何が起きるか分かりません。だから今から、いつまでもワクワクできるような趣味を大切にしていきたいです。自分の“岳”の名に恥じぬ山登り。家族で登山、息子と登山、気心知れた友人と登山、一人で登山、とかとか…。名古屋に住みながら、自然と遊びながら暮らしていきたいと思います。

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あきさん、新しい仕事は、新しい苦労、喜び、勉強、疲れの連続です。いったいどうして中耳炎をこじらせて入院を経験してしまったのか。人生初入院。
この年になっても、新しい刺激を受けられることを幸せに感じながら、一日一日を大切にしていきたいです。

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