卒業生リレーエッセイ

一之瀬の思い出 -国際9期生 安田さやかさん【卒業生リレーエッセイ(A-10)】

こんにちは。国際文化学科9期生の安田さやか(旧姓:木藤)です。

野村ゼミの同級生の原田さんよりバトンを受け取りました。遅くなってしまい、大変申し訳ありません。

私は残念ながら野村先生の最終講義に出席することができなかったのですが、原田さんのエッセイを通じて講義の様子を知ることができてとても嬉しく思います。

私は、大学卒業後に旅行会社に就職し、その後結婚・出産を機に退職をして、現在は3歳の双子(男の子)の育児に専念しています。家事とわんぱくな双子の育児に追われる毎日ですが、ふとした瞬間に大学時代のことを思い出す瞬間もあります。

例えば、最近あったできごとを少しお話します。ちょうど原田さんからエッセイのお話をいただいた日に、たまたまご近所の方から「こごみ」という山菜をいただきました。緑色でくるくるっと先が丸まっている、かわいらしい形の山菜で、天ぷらにするととても美味しいです。その「こごみ」を私が初めて食べたのは、大学3年生の時に、山梨県甲州市の一之瀬という小さな村にフィールドワークで訪れた時のことで、それまで「こごみ」なんて聞いたこともなかったのですが、その天ぷらの美味しさに他のゼミ生ととても感動したのを覚えています。

でも普段名古屋のスーパーでこごみを見かけることはまずないので、今回幸運にも数年ぶりに再会できた旬のこごみの天ぷらを味わいながら、一之瀬で私たちのフィールドワークに協力してくださった人たちの事、自然豊かな一之瀬の風景、そして一之瀬の人たちとの暖かな交流を思い出していました。数年前のことですが、一之瀬でフィールドワークをしたことは今でもよく覚えていて、当時のフィールドワークの様子をまとめたレポートを読み返したりもしつつ、「あれから一之瀬の人たちはどうしているのかな」と思いを馳せながら、今このレポートを書いています。野村ゼミでお世話になっている間、フィールドワークを通して様々な人と交流ができ、私の人生の中でもとても貴重な経験だったな と思います。

次は、野村ゼミ繋がりで、一緒に一之瀬を訪れた同級生の浅野優子さんにバトンを回します。よろしくお願いします!

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写真は我が家のわんぱくツインズと最近水遊びに行った時のものです。こごみの写真があると良かったのですが、気づいた時にはもう食べ終わっていました・・・笑

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